勇気の人 2011 12 31

 2011年12月25日の朝日新聞のテレビ欄には、
町そのものが巨大な津波に飲み込まれる写真がありました。
この町とは、宮城県南三陸町(Minamisanriku Town)です。
 南三陸町といえば、思い出すことがあります。
2011年の4月23日に、南三陸町を訪問した、
オーストラリアのギラード首相のことです。
 瓦礫の山の中を歩くギラード首相の写真が印象に残りました。
同首相の足元には、まだ多くの瓦礫が残っていました。
 この時期は、余震が続き、
事故を起こした原子力発電所も、安定していなかった時期です。
 多くの外国人が、地震と放射能に怯えて、
東京から逃げ出したのに、
ギラード首相は、はるばるオーストラリアからやってきて、
まだまだ危険が残る被災地の最前線まで行ったのです。
 写真を見ると、同首相が立っている近くの建物は、
今にも崩れそうになっているものがあります。
いつの時代も、女性の勇気が男性の勇気を鼓舞するのかもしれません。
勇気が道を拓く。


















































































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